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郡山・南相馬・いわきの放射線量と市の対応

(茨城県内で最も高い放射線量を示している市町村は、取手市である。
(参考データ:県内全市町村における放射線量率測定結果 ~茨城県原子力安全課~ )
その値は、福島県のいわき地方や会津地方よりも高い。場所によっては、福島県南相馬市や郡山市と同等の数値を示している。

本ネットワークで活動している事もあり、取手市各地の放射線量の概算は、前々から知っている。取手市が取ろうとしている放射線対策も聞いている。しかし福島の市町村の状況はあまり知らない。多忙を極めているとは思ったが、受話器を握り、上述の市役所の担当部署から話しを聞かせて頂いた。
以下にその内容をまとめる。(状況や計画は、平成24年2月7日12時から14時に聞いた内容。数値は同年同月8日19時に、福島県放射能測定マップにて記載された値)。

郡山市
福島第一原子力発電所から西に約60キロの場所に位置する。放射線量は郡山市役所で0.63μSv/h 、郡山合同庁舎東側入り口で0.65μSv/h 、ビッグパレットふくしまで0.46μSv/h。放射線対策として、全ての公共施設の除染を完了し、今後も継続的に行っていくとのこと。現在は放射線の影響を受けやすいとされる子供達のために、通学路を除染中だという。さらに今年4月からは範囲を広げ、公道や民家の除染も開始する。

南相馬市
かなりの部分が国の警戒区域または計画的避難区域に指定されている。放射線量は南相馬合同庁舎駐車場で0.37μSv/h 、石神生涯学習センターで0.62μSv/h 、南相馬市横川ダムで1.50μSv/h 。既に区域外の公共施設、および通学路の除染は全て完了しており、郡山市同様、経過を見て再除染の検討も考えているという。現在は公道や民家などの除染方法と施工業者を選定している最中で、早ければ今月中にもそれらを開始する。
当市には、除染の方法もお聞きした。
土は表土を削り、側溝に溜まった汚泥は取り除く。そして建物の外壁や屋根、コンクリート、アスファルト部分は水などで洗浄する。それらの過程で生じた汚泥や洗浄水は、放射性物質が混入されていると考えてられるので、別途保管しているという。いわゆる二次汚染の被害を抑える為だという。

いわき市
福島第一原子力発電所から南南西に約40キロの場所に位置し、放射線量はいわき合同庁舎駐車場で0.17μSv/h 、いわき市小川支所で0.13μSv/h 、いわき市小名浜支所で0.11μSv/h 。0.3μSv/h を超える幼稚園、保育園そして小中学校は、南相馬市と同様に、土の削り取り、汚泥の除去、人工的な建造物の洗浄を行っている。除染に付随した廃棄物も、保管している。通学路はPTAが主体となって除染している。公道や民家は現在計画を策定中とのこと。

さて私達の市はどうなっているのだろうか。

茨城県取手市
福島第一原子力発電所から南南西に約190キロの場所に位置する。放射線量は、取手市役所の駐車場で0.248μSv/h (県内全市町村における放射線量率測定結果1/25のデーター)。
前述の様に分かってはいたが、再度どの様に放射線物質を除去するのか電話で聞いた(2/8、13:15)。
幼稚園や保育園、小中学校は、園庭の表土や側溝に溜まった汚泥などをPTAが主体になり除去(藤代中と藤代南中学校は除く)。屋根や壁、アスファルトやコンクリート部分の除染はしていない。現在、公園の除染を実証調査中。民家については。除染における優先順位の観点から、具体的には(抽象的にも!?)決まってはいない。現状は、所有者にやってもらうという印象を受けた。
ホールボディカウンター(=内部被曝線量を調べるために 、人間の体内に摂取され沈着した放射性物質の量を体外から測定する装置)については、私達、放射能NO! ネットワークが何度も主張し、何度も同じ回答を頂いているので、聞かなかった(2012.01.26、2011.12.20、参照)。代わりに、福島県の以上の3市に、ホールボディカウンターの設置状況を聞いてみた。

郡山市(人口:331,551人):2台を購入し、今は納入待ち。また子供の甲状腺検査を行うための超音波検査機器1台を設置する予定。
南相馬市(人口:66,242人):南相馬市立総合病院に有り。小学生から高校生までは無料で計ってくれる。
いわき市(人口:333,246人):去年の12月頃から市内にある総合磐城共立病院のホールボディーカウンターを使って内部被ばくの検査をしている。市では最近、2台購入したばかり。市民への検査は4月からの予定。


最後に繰り返しになりますが、書かせて頂きます。
取手市は、福島県いわき市よりも空間線量が高く、南相馬市や郡山市と同じくらいの線量を示す場所が複数ある。

福島県いわき市や南相馬市、郡山市などの放射線に対する反応が過剰すぎるのか、それとも私達の市の対応が後手に回っているのか・・・。


以上、電話で御対応して頂いた職員の方々、誠に有り難うございました。  (W.M)

 
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放射能NO!ネットワーク取手

Author:放射能NO!ネットワーク取手
取手は茨城県内でもホットスポットと呼ばれる放射能が非常に高い地域。
少しでも安心して暮らせる街を取り戻すため。市民レベルで立ち上がり、放射能汚染に立ち向かう活動をしています。

代表 本木洋子(児童文学作家)
事務局長 小泉眞理子(元取手市議)

顧問 久保田 護 氏 
(茨城大学名誉教授)
   青柳 長紀 氏 
(元日本原子力研究所研究員)
 
toride.nt.311アットgmail.com
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